クラヴマガグローバル・ジャパン
オフィシャル・ブログ
「クラヴマガ 」人が安心して歩けるように。
by イミ・リヒテンフェルド
by イミ・リヒテンフェルド
護身術・クラヴマガのトレーニングでは、二人組になり交代で、片方が攻撃役、もう片方が防御役となって練習することがほとんどです。
攻撃と防御の両方の練習をすることは、実はとても大切です。 しかし、生徒さんは、クラヴマガが護身術なだけに、防御の練習だけが大切で、攻撃は、あくまで相手の練習台になるためだと考えてしまうことが多く、時に、攻撃する役はおざなりになり、現実的ではない、いい加減な攻撃につながることもあります。 そこで、今回は、「どうして攻撃の練習が大切か」ということも含めて攻撃者の役割を書いてみようと思います。 攻撃者(アタッカー)の役割とはなんでしょうか? 1. リアリスティックな攻撃をすること。 リアリスティックな攻撃と言っても、練習相手が防御しそこなった場合にはケガをするような、強くて激しい攻撃をするということではありません。 防御する側が、正しいテクニックの練習ができるように、自分も正しい打撃テクニックを使い、一定の強さとスピードのある攻撃をすることが大切です。 2. 防御する相手に合わせる。 攻撃する力とスピードは、防御する相手に適したものでなければなりません。 もし、相手がテクニックを使いにくそうにしていたら、相手に合わせて、より防御しやすい強さとスピードに落としていくことが必要です。そして、相手の上達に合わせ、強さ・スピードともに上げていきます。 3. 練習相手に助言する。 攻撃役をするということは、練習相手の防御のテクニックを受けることになります。 攻撃を防御された時に自分が感じたことを練習相手に言ってあげましょう。きっと相手の役に立つはずです。 ただし、アドバイスをしすぎるのも良くありません。 あくまでも短いフィードバック、防御された時に感じたことを簡潔に言ってあげて下さい。 あなたと同じように、練習相手も、あくまでインストラクターから教わりたいと思っているので、アドバイスのし過ぎはかえって迷惑に思われてしまいます。 4. 防御テクニックの効果を確かめる。 攻撃者は、相手に防御されることによって、そのテクニックの効果を確かめることができます。 さらに、練習している防御テクニックの長所と短所を感じてください。この感覚を養うことによって、自分が防御する時、どうテクニックを使うべきかをより理解することができるのです。 5. 打撃を練習する。 テクニックを繰り返し練習することで、自分の筋肉が動きを記憶していくこと、無意識に動くようになることを忘れないでください。 ですから、攻撃役は、打撃テクニックを磨くチャンスです。 攻撃役の時には、打撃テクニックをできる限り正確に行なうことが重要です。そうすることで、筋肉が正しい動きを記憶していくのです。 いい加減な打撃を繰り返していると、筋肉はいい加減な打撃のやり方を記憶してしまいますので注意してください。
1 コメント
2016年1月7日(木)
今年のクラヴマガグローバル・ジャパンは、女性限定護身術クラス 【クラヴマガ for women】のクラスからスタートしました。 レッスンでは、生徒の皆さんの瞳に闘志が宿っているのが見えて嬉しかったです。「闘志」と「決意」、この2つは、クラヴマガの練習を通して高めて行ってほしい大切なものです。「闘志」と「決意」が、クラヴマガの「テクニック」と「戦略」と結びつくことで、あなたを暴力から守るのにベストな護身術が生まれるのです。 クラヴマガを練習することで、闘志と決意を表現する術を身に付け、この2つを培って行くことができます。そして、あなたの中にもともとある「攻撃性」を良い方向へと解き放ってあげることができるようになるのです。 2016年1月1日(金)
あけましておめでとうございます。 とうとう2016年になりましたね。皆さんにとって良い一年になりますように。 新年のレッスンは、1月7日スタートです。今年もよろしくお願いします。 |
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8月 2023
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最近、ブログの更新が、なかなかできませんが、レッスンは好評開講中です。(^^;; |
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