11月26日に行われたミス・ユニバース大会で優勝した、南アフリカのデミ・リー・ネル・ピーターズさん（22）は、護身術のインストラクターだそうです。

彼女は、イギリスの新聞「サン」紙によると、南アフリカ代表に選ばれた1か月後、誘拐されそうになったとのこと。

4人の犯罪者に車を囲まれた彼女。左に3人、右に1人、近づいてくる様子を見て、何が起こるかを察知したデミさんは、覚悟を決め、犯人のうちの1人の喉をパンチし、素早く「車の通行量が多い場所」つまり、人が沢山いる方へと助けを求めて全速力で逃げたそうです。

少なくとも3丁の銃に狙われていたというのですから、ものすごい恐怖だったでしょうね。

11月21日放送のマツコの知らない「女性を守る護身術の世界」でクラヴマガも紹介されていましたね。（短かったですが。）

12月5日までは、こちらから観られます。
http://www.tbs.co.jp/muryou-douga/matsuko-sekai/125.html

これをきっかけに、ますます護身術を習う人が増えるといいですね。

2017年11月7日（火）

​今回初めて、KMG（クラヴマガグローバル・ジャパン）がVIPプロテクション（警護）インストラクター・コースをバンコクで開催しました。

コースの参加者は、既にKMGインストラクターとしての資格を持つ人たち。彼らを「VIP警護（あるいは第3者警護・保護）のためのクラヴマガ」を教えられるインストラクターに育てるためのプログラムでした。実弾での演習を含む集中トレーニングが10日間続きました。

 
ふだん私たちが練習している護身術としてのクラヴマガと「他の誰か（第3者）」を守るためのクラヴマガでは、論理が異なります。護身術の目的は、自分を守ること、自分の安全を確保することですが、第3者警護では、例え自分を危険な状況においても、「その人を守る」ことが目的になります。​